津軽三味線

すごい人の話

 先日の話。

 職場で歓送迎会があった帰り道のこと。

 千葉県の某駅前(東京寄りの結構大きめの駅です)

のロータリーの辺りから、津軽三味線の音色が

聞こえてきました。

 見ると、僕よりやや年上かと思しき男性が、

「津軽あいや節」や「津軽じょんから節」を弾いていました。

 丁寧に、心をこめて弾いているのが分かりました。

 ひととおり演奏を終えた彼に、僕は聞いて見ました。

「どなたに教わったのですか?」すると彼はこう答えました。

       「独学です。」

なんと!彼は独学で津軽三味線を学び、人通りの多い

駅前で、たったひとりで演奏していたのです!

 25年前から、先生について津軽三味線を習ってきた

僕でさえ、「駅前で一人で弾け」といわれたら、

一瞬たじろいでしまうでしょう。

 僕は彼の「度胸」と「やる気」、そして何より

津軽三味線への「愛」に感動し、

「人間、その気になれば何だってできるんだなあ…」と

しみじみ感じながら、豊かな気持ちで家路についたのでした。

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「3褒め」ふたたび

 僕は、10歳の頃から津軽三味線を習っていて、

今でも楽しく気ままに続けています。

 ところで…

 このブログの1月13日付のお話しで、

「国褒め・物褒め・命褒めの“3褒め”をすると、

上気嫌になって運気が上がりますよ!」という

斎藤一人さんの教えをご紹介しましたが、

どうやらこの津軽三味線、

「3褒め」に非常~にふさわしい楽器なのでは

ないかなあ?と思うようになりました。

【国褒め】=自分の故郷や住んでいるところを褒める。

 津軽三味線は、最初は盲目の人が門付(かどつけ

=家々を回って歌や演奏などを聴かせること)に使って

いたもので、世間の目は冷ややかだったといいます。

 でも今は、津軽の人々のあたたかい心に育まれ、

日本の文化としてめざましい発展を遂げました。

 あー、日本に生まれてツイてるなあ、

こんなにすばらしい文化と、それを慈しんできた

あたたかい心を持つ人々の国なんだもの。

【物褒め】=普段使っている物を褒める。

 物を大切にしていると、自然と愛着がわいてくるものです。

僕は自分の津軽三味線を仲間のように思っています。

ケースから取り出す時や演奏する時など、

「ガンバろうぜ!」「やったろうぜ!」などと、

声をかけています。終わったあとはもちろん

「ありがとう」と、ねぎらいます。

 そのおかげか、

 僕の津軽三味線は買ってからもう10年以上経っているのに

皮が破れにくく、棹(さお)もツヤツヤに輝いています。

【命褒め】=命あるものすべてを褒める。

 津軽三味線は命の集合体といっても過言ではありません。

皮は動物の皮です。胴(皮が張ってある部分)や

棹は木でできています。木だって立派な生き物です。

糸巻きや撥(ばち)だって、生き物の一部分から

作られたものです。

 みんな、津軽三味線という日本の文化を

継承していくために、捧げてもらった命なのです。

だから、その命たちに感謝せずにはいられません。

すると、ひとつひとつの音を大事にしよう…という

意識が生まれ、よい演奏ができるようになります。

 僕は、こうして「津軽三味線」と「3褒め」の関係を

知ったことで、津軽三味線を

「人に喜ばれるためのためのツール」として

使う価値がよりアップしたな!と感じています。

 どのような形で喜んでいただくか、

これから考えてみたいと思います。

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発見!民謡はなぜ喜ばれるか

 2日前、このブログで

「勤務先での津軽三味線コンサート」の

お話しをしました。

「人に喜ばれる生き方をする」という話題に

関連して取り上げたのですが…

 きょう、僕はすごいことを発見してしまいました(笑)。

民謡は、なぜ多くの人に喜ばれるのか?

その答えは、「民謡」という言葉の中に隠されていました。

つまり、こういうことです。

民謡 = みんよう とは…

みんなに

ろこばれる

ほらっ、ね!

 しあわせ研究にも、時にはこんな遊び心があると、

もっと楽しくなります。

(かの小林正観さんも、ダジャレが大好きです。)

 こういう、一見くだらない法則でも、

発見したら大喜びです。

するとつい、こうしてしゃべりたくなってしまうのです。

書き込みの途中で日付が変わろうとも…(笑)。

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喜ばれる生き方。

 小林正観さんの新刊「喜ばれる」(講談社)を読んでいます。

 その第一章の冒頭に、こんなことが書いてありました。

 正観さんが、ある人の結婚式に出席された時のお話しです。

 そこで、あるジャズ歌手が得意のジャズを歌ったそうですが、

お客さんの反応はもうひとつでした。

 正観さんは、その歌手に、自分の得意なジャンルの歌だけでなく、

お客さん皆が知っていて、皆で口ずさめる歌を歌ったほうが、

喜ばれるのでは…と話したそうです。

 このエピソードについては、僕にも思い当たるフシがあります。

 僕が津軽三味線をやっている話は以前しましたが、

一年間の活動の中のメインイベントといえるのが、

勤務先の某大学病院でのコンサートです。

 以前は、この歌手のように、自分たちが得意な曲を、

ただ披露するだけでした。

 でも今年は、もっとお客さん(主に入院中の患者さん)に

より楽しんでいただこうと、やや趣向を変えてみました。

 「ソーラン節」などの、誰でも知っている民謡を中心にして、

お客さんと一緒に歌って楽しむプログラムを組み込んだのです。

 結果は大成功。例年以上の盛り上がりでした。

 正観さんは、このジャズ歌手のエピソードを通して、

「喜ばれる存在になれば、いずれ投げかけた喜びが大きくなって

帰ってくる」ということを、教えてくださっています。

 それを読んで、僕も、自分たちのコンサートの

プログラムを変えてみて、本当に良かったと

改めて実感することができました。

 「人に喜ばれる」って、とても楽しいです。

 喜ばれると、自分も喜べます。

 みんなが楽しくて、しあわせです。

 今度は誰を喜ばせちゃおうかな~!?

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